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相談の向こう側

 最近は、他の学校の相談もちらちら受けています。でも、所詮「どうしたらいいのかしら」という悩みを聞くか、「こんなことはどうかな?」とすぐにできそうなことを提案するくらい。逆に、自分が巡回相談を受けていても、一緒に作戦を練ってくれるわけでもなく、実際に取り組んでみた後、どうなったかというフォローはない。

 要するに、「教育相談」とはいっても、コンサルタントとコンサルティーの約束や相談のシステムがしっかりしていないということになるのかな。「教育相談」というと、SCに先生たちの大変さを受け止めてもらい、そのときは、「ああ、ほっとした」と思うけれど、翌日から出会う問題の解決はできないという、気休め程度のものになりがち。だから教師によっては「ほっとした」ことで問題解決への意欲や具体的な方策を試すことができるが、教師によっては、「ほっとした」ことに止まってしまい、同じことの繰り返しになる。

 ○君が入学した時から、何かあったときだけ相談がくるので、相談にのってきた。担任の気休めや、少しの希望・ヒントにはなるけれど、校内委員会のシステム上の問題や専門家への橋渡しの仕方、○君への具体的なかかわり方、指導目標の設定などは、電話口ですまされるようなものではない。担任一人で取り組むべきことではないし。担任はいつもどうしてよいか一番悩んでいる。要は、周りがどのように支えていくかを一緒に考えて、実行していくシステムが必要ということ。それに専門家も入ってほしい。

 そういうことを考えると、やはり町単位ぐらいの特別支援教育連携協議会あるいは特別支援教育専門部会みたいなものを作って、個別の支援計画や指導計画を検討しながら、校内委員会のシステムつくりや専門家との協働を図っていかなくてはならない。そして、指導や支援がどうだったのか評価し、次の手を考える。そうしたら、みんなで○君のことを、もっと考えて、もっと知恵を出し合って支えていけるのにと思う。教師の専門性だけに寄りかかっていては、「異動」で、すべてがご破算になることも数多く経験済みだし。

 まだまだまとまらないが、これは、今年度の大きな目標の一つ。中学校区単位ぐらいで、うまく連携ができていくといいなあ。

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