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教員のやる気をなくす方法

 教師のバーンアウト現象が話題になって久しいが、学校にいると、これでよく先生方はがんばっていられるなあと感じることが多い。

 昔の都々逸をもじれば、「教師殺すにゃ刃物はいらぬ 陰口一つあればいい」ってところかな。

 子どもを一生懸命育てている先生が、同僚に陰口を言われる。「そんなにあなただけがんばると私たちがさぼってるみたいじゃないの。」「がんばりすぎて、肩に力が入りすぎ」。一生懸命やっているのだから、せめて校長ぐらいこっそりと「それでいいんだよ。頑張りな。」とささやいてくれてもよさそうだが、校長まで「スタンドプレーはいかんよ。」と。(私の学校ではありません。念のため)真面目な先生ほど、こんな陰口が聞こえよがしにいわれるとダメージを受ける。

 最近、力のある先生方がこんな環境の中で、健気に子どもと向き合っていることを知った。「まじめにがんばること」が教師の中で否定されているのに、なんで子どもに「真面目に掃除をやれ」とか「もっと真面目に努力しろ」なんて指導できるのだろう。(それとも反面教師?コミック「かってに改蔵」27巻(か26巻)を思い出しました。)

 さて、ここで行動分析家なら「『個人攻撃の罠』にはまってはいけませんよ。」とおっしゃるでしょう。私も行動分析を勉強してよかったと思うのは、「カーーーッ!!」とは来るけど、一方で「ちょっと待てよ」と考えることができるようになったこと。

 がんばっている先生も、それなりにがんばっている先生も、両方が楽しく、子どもの変容を強化子にできるような環境設定を考えていかないと。でも、子どもが嫌いだとか、子どもの変容に喜びを感じないとか言う人は、やっぱり違う仕事を考えた方がいいと思う。双方の為に。

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机上整理の方法

 職員室の机上を整理するように、管理職に指導される。しかし、なぜか本やプリント類がたまる。でも、最近いい方法を見つけた。机上に透明シートを引いて、その下にジョニー・デップのポストカード(月刊スクリーン付録16枚組!!)えり抜き4枚を置く。机上にモノがなくなると、私の王子様、ジョニー・デップの笑顔が見えてくるという仕掛け。机の上のものを片付けるのが楽しくてしょうがない。(なんと貧弱な楽しみ!!)

お片づけが苦手な子どもさんも、片付けると見たい絵が見えてくるというような仕掛けは楽しいかなと思った。(多分誰かが考え付いているだろうけど)そして、ABC分析のC(結果)が大事ということが改めてわかった。まねしようと思う教職員のみなさん、職員室の机だから、写真の種類にはくれぐれもご注意を。

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5・7・5の効果

 作文が苦手で、5分間日記を書くのが大変な子どもも、「川柳」ならいけます。うちの学級では帰りの会を長々とするかわりに、黙って5分間日記を書く。作文が苦手な子どももいるので、とりあえず「5・7・5」のリズムで言える言葉を書くことにしている。題して「今日の一句」。

 大学院にいたころ、プラモデル作りが得意なA君が、お散歩の後に作っていた俳句を思い出して取り入れた。これなら、作文が苦手な子どもでも楽しめると思った。結果は大成功!毎日ほほえましい「5・7・5」ができている。

 「きょうのおれ なんかへんよな おかしいな」(算数で全問正解した日)

 「歌唄う 唄えば気持ち みんな一つ」(音楽で合唱した日)

 「絵の具ぬる ぬればぬるほど きれいだな」(紅葉をスケッチして)

こうして、一日の終わりに花丸をもらって帰るBくんなのだ。

改めて、A君に感謝。

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コストと効果

 教職員の給与がどんどん下がっている。昨日も職員室ではその話題でひとしきり盛り上がった。確かに、「給料ドロボー!」と言いたくなる様な人はいますが、ほとんどの先生方はまじめにやっています。教員の研修意欲を上げる方法を考えている人はいないの?と言いたい。

 それから、もう一つは教職員の忙しさ。親切な先生ほどたくさんいろんなことをして、大変になって、疲れている。毎年同じことをするのに、必ず開かれる職員会議。人が変わると、とたんに効果が薄れる校務分掌。もっと考えなくっちゃ。

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ブログ復活!?

 前回の記事から2ヶ月が過ぎてしまった!!悔い改めて、また始めよう!

 最近(でもないか)の話題では、9月22日から24日まで、「特殊教育学会」に行ってきた。教師研修の内容と、PECS(絵カード交換方式のコミュニケーションシステム)の内容で「ポスター発表」した。PECS発表についてはメインの発表者じゃなかったので、すっかり井上先生にお世話になってしまった。教師研修については何人かの先生方や院生のみなさんにお話を聞いていただいた。とくに「セルフチェック」と『問題解決リーフレット」には興味を示していただいた。ある大学の内地留学においでになった先生は、「通常学級の担任向け」ということで、参考にしていただけるということだった。そのニーズは大変高いので、私も心から期待している。

 10月8日は広島の行動療法学会に参加。と、いっても今回はワークショップのみの参加で、福岡から車でぶっとばし、日帰り。でも、「ひまわり」のお母さんと「問題行動への対処」について一緒に勉強できたことが一番の収穫。地域に専門家が少ない現在は、「今」ニーズがある子どもたちに専門家が育つまで待ってとは言えない。お母さんでも、教師でも、専門家の指導を受けながら「プチ専門家」として、情報を伝えることはできるのではないかと考えている。今回参加したお母さんは、将来そんな人たちの核になる方でした。これからも一緒に勉強していきたい。

 10月17日は、ある資格試験を受けに東京へ。地震が来て、ホテルについたとたん地上15階の部屋がぐらっと揺れた。地震は本当にいや。

 10月21日は、S先生を招いて、「子どものコミュニケーション能力を育てるには」という内容の学習会。コラボネット「菜の花」もぼちぼちと裾野を広げている。今回はF教育大学Sルームの学生さんが5名も参加され、教職経験5年未満の先生方が中心だった。若い先生方と一緒だと、ムードが前向きなるから嬉しい。でも、算数の勉強会「志水塾」スタッフは違いますよ。年齢関係なく、いつも燃えている。おばちゃんパワー炸裂!!です。

 

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