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家庭訪問その後

 漢字の宿題をどうしたらできるようになるか・・というところから取り組みが始まったが、標的行動を「タイマーを使って15分間漢字ノートを書くことができる」ということにして、トレーニングを行ってみた。現在5回のトレーニングを行ったが、美しいグラフになると思っている。課題従事時間が増え、プロンプトの回数がへり、あと連続3回ぐらい100%できたら達成できそうなかんじ。トレーニングを始めてから、漢字の宿題はそんなにしてこないけど、計算プリントや総合の調べ物はしてくるようになっている。学校現場では、いろいろな支援がからんでいると思うので本当にこんなトレーニングが効いたのかということははっきりしないがもうちょっと考えてみよう。

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出た!北九州市版 特別支援教育の手引き

 北九州市版特別支援教育の手引きが出た。某小学校の教頭先生にみせていただいた。すごく見やすい。全部に目を通すのに時間がかからない。見開き1ページの編集で、左ページが「こんなときどうする?」という感じの子供たちの実態について、右ページに具体的な取り組みの例が示してある。たくさんの事例や説明は載っていない。しかし、すぐできそうな、また、いわゆる「力量のある先生」なら、「当たり前」にやっていることも多い。

 これを見ながら、教師が一つ一つチェックしてみると、自分がどのくらい「通常学級での特別支援」をやっているかが分かる。学校ではひたすら「子どもはどんな実態か」というチェックをしている。でも、「あ、やっぱりこの子は・・・・」というところで教師が納得してしまいそこで終わってはいないかという疑問を持っていたので、教師のチェックリストとして「これは使える」と思った。

 学級経営案を提出する時期である。私の学校では学級経営案に加えて、「具体的目標」と「具体的方策」を書き、それに「数値目標」をつけろとのこと。この手引きを使いながら、学級のどのくらいの子どもたちにどんな変容があったかということを数値を基にして確かめていくことは、面白い取り組みになると思った。「また、おもしろいこと考えついちゃった!」と一人ほくそえんでいるのであった。

 ちなみに、これは非売品だそうです。北九州市の各小学校には1さつずつあるということです。手に入る人はどうぞ見てください。そのうちHPからダウンロードできるようになるといいなあと考えています。

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試してみること

 心理学研究の世界では、「電話帳」のような発表論文集を良く見かける。「こんなにたくさんの研究が毎年行われているのに、なぜ教育はよくならないんだろう」という話しもよく聞く。小学校でも、「研究発表会」が行われるとき「研究紀要」の厚さが競われた時代もあったと思う。(最近でこそ、コンパクトな紀要、指導案集とは別冊というのが多くなったが)それでも、全国で毎年どのくらいの研究紀要が発刊されているのか、まあ、とにかくすごい数。でも、その紀要を手にして、日々の実践のヒントにしている人はどのくらいいるだろうか。私も以前発表会や研究のまとめを作ったことがあるが、自分で書いたものでさえ、「使う」となるとあやしいものである。まして、人の書いたものになれば・・・。教育センター発行の「○○の手引き」もしかり。書いている人たちは誠心誠意、現場の役に立つようにと書いているのだと思うが、現場では書棚にうやうやしく置いてあるのが関の山である。

 こんなことを考えているうちに、「やっぱ、使わないと」という思いが高まってきた。とりあえず福岡県教育センター発行の「はじめようADHDの子どもへの支援」という手引書を読んでみることにした。Q&A形式で各ページごとに分かりやすく、読みやすく編集してある。読みながらもう一度自分の実践を振り返ることができる。この本はかなり好評で、たしか3年前に教育センターの研修にいったときに「残りわずかです」といわれて慌てて買ったものだと記憶している。(今はHPからダウンロードできるようになっている。)

 自分で使ってみると「使える研究」というのは、使う人に分かりやすいというのが一番なのだなあ、というのを実感する。「分かりやすい」というのは、文字を読まなくても図や表などで「一目で情報が入ってくる」形にしてあること、平易な言葉を使っているということ、手続きが簡単なことなどである。

 学校では「試してみる」というのが案外受け入れられているようで、受け入れられていないことが多いと感じる。自分を新たにするためにもっと「お試し」に挑戦してもいいと思っている。

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トークンシステム万歳!?

 子どもたちから聞いた話。去年のクラスでは、帰りの会のときに友達のいいところ見付をして、一人につき1個ビー玉を入れていたそうだ。ビー玉が容器一杯になるとお楽しみ会ができるという約束になっていたとか。なあるほど!トークンシステムはこんなところでも活躍しているのか!「宿題なし」という嫌子の除去よりも「お楽しみ会」という好子が提示されるのもいい感じ。

 今年のクラスでも、すこしバージョンアップして取り入れることにした。先生が子どもたちのがんばりが「すごい」と思ったときにポイントをあげることにする。「すごい!」というところを、指導したいことに当てると効果的と思う。(やり方は先行条件を整え、ちょびっと手がかりを出してやり、できたら「すごい!」とポイントをあげる。先行条件を整えるところが教師の指導の工夫であり、ちょびっとの手がかりが支援といわれるところかな。)また、強化スケジュールも考えて「すごい!」を使おうと思っている。

 ポイントがたまると何ができるのかが分るように紙にに書いて張っている。今のところお楽しみ会2時間続き、しかもお菓子ありというのが一番人気だけど、総合的学習の時間では楽しい体験活動をする予定なので、それもメニューにいれようかと。どんな活動か?「自然食レストランでバイキングランチ」とか「おにぎりコンテスト・おにぎり名人決定戦!」とか「なんちゃってどっちの料理ショー、コシヒカリ対夢つくし」などなど。(5年生の総合のテーマは「食と健康」私のニーズにもピッタリなのです。こんなことばかり考えているから本当に楽しい小学校教師道です。)

 楽しくためになるABA、小学校バージョンを実践しよう!トークンシステム万歳!?

 

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